月々一定の金額で積み立てていくというドルコスト平均法を使うと投資信託などの取得価格を抑えることができて得、ということを信じていたのだが、一応実際のデータを使って試してみた。ここでは日経平均株価を使うことにする。

過去の日経平均株価のデータは、日経の指数 - 日経平均プロフィルから取得できる。1日ごとのデータと月ごとのデータがあるが、ここでは月ごとのデータ10年分(2003年1月〜2013年3月)で試した。

日経平均株価に連動する投資信託があったとして、それを毎月1万円ずつ積み立てていったとした場合を考える。ここでは簡単にするため、取得時の手数料や年間の信託報酬は考えないことにする。

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(株価と平均株価は左軸、取得コストと評価額は右軸)

期間が10年と3ヶ月(123ヶ月)で毎月1万円なので、取得にかかるコストは123万円、取得した投資信託は1,117,141、これを最新の株価11,606.38円をかけると、評価額は129万6596円となり、これは123万に対する105.41%に相当する。

正直10年もかけて+5.41%だと微妙だという気がする。多少の得はあるけれど、おおむね株価が平均値よりもプラスであれば評価額もプラスで、平均値よりも低ければ評価額もマイナス、といった具合で、株価に連動している。投資信託の分配金や外貨預金の利息などが付いてそれを再投資できればいいのだけど、手数料や信託報酬を考えた場合どのくらいプラスになるのかは怪しいところ。

複利効果はまるでないに等しいといっていい。最初にまとまった金額があるとすると、金利0.53%で預金を10年間預けっぱなしにした場合に相当する。しかもこれより期間が長くなればなるほど、預けっぱなしのほうが得になる。

なんか残念だな。