ICFP2007の続き。
カタログのページを簡単に見れるように、ページ数を与えるとprefixを出力するツールを書いた:
#!ruby |
それでは索引に従って、1729ページの”Structure of the Fuun Genome”を見てみる:
Fuunゲノムは赤・緑・青の3つの部分に分けられて、赤のゾーンは事が起こる部分で緑から作られ、死ぬときに青い部分が次に何をするべきかを教えてくれる。緑のゾーンはサイズが変わらない。赤のゾーンを吐き出す。Fuunを修理したいエンジニアは緑のゾーンを修正できるが、長さを変えるべきではない。青のゾーンは、よくわからん。
ちなみに、次のページとかあるのかと思って、1730ページを見てみると:
エラーページが表示された。
8ページ、”More notes on Fuun Genomics”:
どういうふうにデータがDNAにエンコードされているかが書かれている。
P
が真でF
が偽。- 負の数は1の補数ではない。
- テキストは銀河間文字セットでエンコードされていて、9つの酸で1文字。テキストは常に128文字で通信される。最後の意味のある文字に続いて数値255がくる。テキストは多くの酸を消費するが、より効率的な方法があったはず…。
- ポリゴンは12の酸の数値の並び。最初が頂点数N、それにN+1の数値ペアが続く。最初のペアは開始点。その後に相対位置が続く。最後のペアはすべての移動の合計。従ってポリゴンを変更する場合には十分な注意が必要。
- 円には256度ある。
- DNAの中に面白いビットを見つけたとき、それはクォートされているかもしれないことをお忘れなく。
23ページ、”Activating genes [encrypted]”を見ようとしたが、元の画像が表示されただけだった。暗号化されているのか?
42ページ、”Gene list”:
遺伝子テーブル、IFPICFPPCFFPP
から始まる緑ゾーンからの相対距離。残りの13ページはどうやって見るのか?
112ページ、”Some things to look out for”:
Bastiaan Heeren氏、unsafePerformIOの乱用罪www。それにしても、直線を引くことと塗りつぶししかできないRNAで画像を描くのはすごすぎる…。
10646ページ、”Intergalactic Character Set”:
壊れてる?
85ページ、”Field-repairing your Fuun”:
詳しい説明、まだ全体像がわからないので、あとで読む。
2181889ページ、”Notes on weird RNA”:
5ページ、”Synthesis of complex structures”:
L-systen, The Algorithmic Beauty of Plants。これはなんか関係あるのかな?
4405829ページ、”Fuun security features”:
なんか暗号化されてる?シーザー暗号かなにか?
123456ページ、”A historical note on RNA compression”:
しかしまあ、元の7MのDNA(さらに1バイトにつき4種類しかない)の中によくこれだけの情報が詰め込んであるもんだ。ようやくここから謎解き。