「わかりやすいパターン認識」の2.3節「パーセプトロンの学習規則」(p.18)を1次元・2クラスの学習パターンに適用する例(p.23)を試してみた。
動作デモ
PerceptronLearning1D - JsFiddle
- 緑の丸が拡張重みベクトルを表していて、「step」のボタンを押すごとに学習で赤い線と青い線を分離するパラメータを探す
- 適用するパターンの順序は、本の記述とは違い、ランダムにしている
- 「reset」ボタンで、拡張重みベクトルをランダムの位置からやり直す
パーセプトロンの学習規則
- 重みベクトル の初期値を適当に設定する。
- の中から学習パターンを一つ選ぶ。
- 識別関数 によって識別を行い、正しく判定できなかった場合のみ次のように重みベクトル を修正し、新しい重みベクトル を作る。
- 上の処理(2), (3)を の全パターンに対して繰り返す。
- の全パターンを正しく識別できたら終了。誤りがあるときは2に戻る。
コード
上記の学習規則をJavaScriptで書くとこんな感じ:
perceptron_learning.js
// 学習パターンを識別関数に適用して誤識別した場合、パーセプトロンの学習規則に基づき重みを調整する |
多クラスの場合
多クラス()への拡張は、に属するパターンをと誤ったとき、もしくは識別結果としてとの双方が候補となったとき()、重みベクトルの修正を
とのこと。